不可勤務設定

個人別にできない勤務を指定するには、日ごとにそれぞれできない勤務を設定する方法と、
ユーザースクリプトを使用して、個人指定で不可勤務を設定する方法があります。
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日別不可勤務の設定
  入力方法
  略称入力 重複チェック
  フラグ入力
  許可勤務
不可勤務分析

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ユーザースクリプトによる個人別不可勤務設定

日別不可勤務の設定

概要

できない勤務を事前に設定しておく機能せす。
以下の2つの入力方法があります。

略称入力: 勤務を一つだけ指定

利点;分かり易い
欠点:勤務を一つしか指定できない

フラグ入力: 勤務を複数指定

利点:「遅出、夜勤の2つは不可」のような指定が可
欠点:ビット単位の数値で表されるので、勤務の種類を一瞥では判断不可



入力方法

略称入力

入力したいセルをダブルクリックするか、セルを選択後に「右クリック」すると、入力用のダイアログボックスが表示されます。

複数セルを選択する時

 矩形セル:ドラッグして選択するか、始点をクリック後に「Shift」キーを押しながら終端セルをクリック
 離散セル:「Ctrl」キーを押しながら、必要なセルをクリックしていく



複数のセルに同じ値を設定したい場合は、設定したいセルを選択して「右クリック」メニューから入力します。
ダブルクリックからの複数セルへの入力はできません。「予約」勤務入力と同じ

      → 予約を参照

重複チェック

予約」と重複する勤務がある場合、左上にメッセージが表示され、略称の背景色が「赤色」になります」



フラグ入力

複数の不可勤務を指定したい時に使用。

指定は、画面左上の「フラグ入力(複数指定可)にチェックします。




フラグ入力時の値は、二進数ビットで表されます。

下図「342 徳川家定」さんに「▲(遅出)」と「夜(夜勤)」を禁止したい場合、8と16を指定します。

表示される値は24(=8+16)

同様に、「344 徳川慶喜」さんは、(=2+4)

なお、設定された数値が何を意味しているかは、該当数値で右クリック、またはダブルクリックで表示された入力フォームに表示されます。


許可勤務

フラグ入力時は「許可」勤務を指定することができます。
(指定勤務のみ可を意味する)

下図のように、「許可」フィールドに「夜」を指定すると、該当指名のすべてのセルに「夜以外は不可」のフラグが立てられ、「夜」勤務のみが可能となります。


もちろん、必要なセルを選択して、「夜」以外にチェックしても同じ結果。
単に手間を省くだけの付属機能です。

不可勤務分析

フラグ勤務の場合、設定した値の詳細を分析できます。
下図、「詳細分析」コンボボックスから選択。

勤務可能人数:勤務ごとに可能な要員の総数一覧表
個人別不可勤務:個人別に不可(「×」で表示)の勤務一覧(入力可
勤務不可要員:勤務ごとの不可要員(「×」で表示)一覧
日別不可要員:日別に勤務ごとの不可要員(「×」で表示)一覧

設定値を取得したい場合は、フォーム右上の「全データコピー」ボタンを押すと、
値がテキストデータとして取得され、クリップボードに転送されます。
メモ帳、エクセル、ワードなどに張り付けて利用可能

不可勤務(フラグ入力)

下図のようにフラグ入力(ビット単位に勤務を表現)している場合を分析します。

不可勤務 詳細分析選択

コンボボックスから分析する項目を選択



以下、個別詳細説明

勤務可能人数

列を日付、行を勤務種別(略称)として、日別に可能な人数の一覧表

個人別不可勤務(入力可)

個人別に不可能な勤務の一覧

本フォームは入力可能です。

不可勤務は「×」で入力

入力方法:
 ・セルのダブルクリックで「×」が入力
 ・再度ダブルクリックで消去
 ・複数セル入力時は、「×」をコピー(Crtl+C)/貼り付け(Ctrl+V)が便利

消去
 ・一括して消去する場合はセルを選択後に「Delete」キー


 × 不可勤務、予約済み 予約勤務、予約による不可勤務予約による予約以外の不可勤務


勤務不可要員

日別ごとの不可勤務一覧

日別不可要員


印刷

ウィンドウ左上のコピーボタン(下図赤枠)を押すと、表示データがクリップボードに転記されます。



マウス右ボタンをクリックするとショートカットメニューを表示。
「既定のブラウザに表示」をクリックすると、HTML形式でに表示される。



ブラウザ表示イメージ

ユーザースクリプトによる個人別不可勤務設定

要員設定の「ユーザースクリプト」で指定します。

下図の例は、JavaScript を使用して、

ID番号340(徳川家斉さん)は、勤務番号2,3(それぞれ早出1、早出2)を不可
ID番号341(徳川家慶さん)は、勤務番号5,6(それぞれ夜勤、午後)を不可としています。



ID番号():割り当てようとしているID番号を返します。
勤務番号():割り当てようとしている勤務番号を返します。

return -1; として、-1を返却すると、割り当てをキャンセルします。


下図が作成した結果。

340 徳川家斉さんには、が割り当てられません。同じく、
341 徳川家慶さんには、が割り当てられていません。

右側に集計表の赤枠部分を見ると、さらによくわかります。

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