HLOOKUP(検索値, 範囲, 行番号, [検索の型])
検索値
必ず指定。テーブルの上端行で検索する値を指定します。
検索値には、値、参照、または文字列を指定します。
範囲
必ず指定。データを検索する情報のテーブルです。セル範囲への参照またはセル範囲名を使用します。
範囲の上端行の列のデータは、文字列、数値、論理値のいずれでもかまいません。
検索の型に TRUE を指定した場合、範囲の上端行のデータは、昇順に並べ替えておく必要があります。
並べ替えないと、正しく計算が行われません。
昇順の並べ替えでは、数値は 1 〜 9、アルファベットは A 〜 Z、かなは "あ" 〜 "ん"、ブール型の値は
FALSE から TRUE、日付は古い順に配列されます。検索の型に FALSE を指定した場合は、範囲のデータを並べ替えておく必要はありません。
英字の大文字と小文字は区別されません。 値を昇順に、左から右に並べ替えます。詳細については、「範囲またはテーブルのデータを並べ替える」を参照してください。
行番号
必ず指定。一致する値を返す、範囲内の行番号。
行番号に 1 を指定すると、範囲の最初の行の値が返され、行番号に 2 を指定すると、範囲の 2 番目の行の値が返され、以降同様に処理されます。
行番号が 1 より小さい場合、エラー値 #VALUE! が返され、行番号が範囲の行数より大きい場合は、エラー値 #REF! が返されます。
検索の型
省略可能。HLOOKUP を使用して検索値と
完全に一致する値だけを検索するか、その
近似値を含めて検索するかを指定する論理値です。
TRUE を指定するか省略した場合、
近似値が返されます。
つまり、完全に一致する値が
見つからない場合は、
検索値未満の最大値が使用されます。
FALSE を指定した場合、HLOOKUP では
完全に一致する値が検索されます。
完全に一致する値が
見つからない場合は、
エラー値 #N/A が返されます。