VLOOKUP
指定された 範囲 の
左端の列で特定の値を検索し、範囲内の
対応するセルの値を返します。
VLOOKUP関数 は、比較する値がテーブルの
左端の列に入力され
行方向に配置されている場合、その位置から指定された列だけ右にある値を取り出す場合に使用します。
比較する値が同じ行で
列方向に配置されている場合は、
HLOOKUP関数 を使用します。
書式
VLOOKUP( 検索値, 範囲, 列番号, 検索の型 )
検索値: 範囲 の左端の列で
検索する値を指定します。
検索値 には、値、セル参照、または文字列を指定します。
範囲: 目的の
データが含まれる範囲を指定します。
セル範囲の参照、または List、Database のような
名前を指定します。
範囲 の左端の列のデータは、文字列、数値、論理値のいずれでもかまいません。
列番号: 表示する値の列の番号を指定します。
「範囲」で指定した
左端を1とした相対値で表します。
検索の型: 検索値 と完全に一致する値だけを検索するか、その近似値を含めて検索するかを、論理値で指定。
TRUE または
省略
検索値 が見つからない場合に、
検索値 未満で最も大きい値が返されます。
範囲 の左端の列のデータは、
昇順に並べ替えておく必要があります。
FALSE 検索値 と
完全に一致する値だけが検索され、
見つからない場合は エラー値 #N/A が返されます。
完全一致検索の例
直近近似検索の例
定期運賃一覧表から定期の種類(1ヶ月〜3ヶ月)と駅間距離を選択したら定期運賃が表示されるように設定
この場合、駅間距離はピッタリの値が入力されることは、まずありません。
入力された駅間距離を
越えない直近の値が検索する値となります。
そのために、ほとんどの場合で
検索しやすいような計算用の列を作る必要があります。
下記の例では、指定されている駅間距離範囲の最小値を計算用の列としています。
たとえば、駅間距離が11kmの場合は、計算用の10kmが求める列の値になります。