EXCEL(Microsoft Excel)

エクセルを起動
エクセルを起動−サイズ指定
文字入力と文字飾り

数式設定−複合参照
数式で連番設定



エクセルを起動

エクセルを起動しワークブックを開きます。
	XLOpen
コードの使用方法

エクセルを起動−サイズ指定

エクセルを起動しサイズを指定してワークブックを開きます。

ワークブックのサイズは、幅:ウィンドウ幅 高さ:ウィンドウ高さをデスクトップウィンドウの2/3 画面中央

とすると、サイズを指定する計算式は下記のようになります。
  − GetScreenX(),GetScreenY()デスクトップウィンドウの幅と高さをピクセル単位で求める関数
R(デスクトップに対する比率): 2/3 とすると

Left:  GetScreenX()*(1-%R%)/2
Top:  GetScreenY()*(1-%R%)/2
Right: GetScreenX()*(1+%R%)/2
Bottom: GetScreenY()*(1+%R%)/2
	Set	// ウィンドウ比率										R	2/3
	XLOpen	// エクセル起動						GetScreenX()*(1-%R%)/2	GetScreenY()*(1-%R%)/2	GetScreenX()*(1+%R%)/2	GetScreenY()*(1+%R%)/2
コードの使用方法

シート名変更

既存のシート「Sheet1」を「経理報告」の名前に変更します。



コードの使用方法

シート削除

シートの有無を調べて(IsXlSheet()関数)、存在していたらシートを削除(XLDelSheet)します。
	Set	// ウィンドウ比率										R	2/3
	XLOpen	// エクセル起動						GetScreenX()*(1-%R%)/2	GetScreenY()*(1-%R%)/2	GetScreenX()*(1+%R%)/2	GetScreenY()*(1+%R%)/2
	Set	// 対象シート名										SheetName	Sheet3
	If	// シートが存在するか?		IsXlSheet(%SheetName%)
	XLDelSheet	// シート削除										Sheet3
	End-If
      
コードの使用方法

シートを指定してセル選択

既存のシート「Sheet2」の「B2」セルを選択(XLSelectCell)します。




コードの使用方法


文字入力と文字飾り

文字を入力し、背景色を黄色(6)、文字色を青(5)、フォントサイズを20、列幅を30に設定します。


	Set	// ウィンドウ比率										R	2/3
	XLOpen	// エクセル起動						GetScreenX()*(1-%R%)/2	GetScreenY()*(1-%R%)/2	GetScreenX()*(1+%R%)/2	GetScreenY()*(1+%R%)/2
! 文字入力
	Set	// 対象セルアドレス										ADRS	B2
	XLSetCellData	// 文字入力										%ADRS%	九九の掛け算表
	XLSetFontSize	// フォントサイズ										%ADRS%	20
	XLSetCellColor	// 背景色										%ADRS%	6
	XLSetFontColor	// 文字色										%ADRS%	5
	XLSetColWidth	// 列幅										%ADRS%	30
コードの使用方法




数式設定−複合参照

エクセルワークシートに「九九の掛け算表」を作成します。
掛け算は、複合参照として下記のように一括して数式を設定します。

3行目およびB列のみを絶対参照とする複合参照としてセル範囲(C4:K12)に数式(=C$3:*$B4)を一括して設定すると、
自動的に数式の参照が解決されます。

それぞれのセルに個別の数式を設定する必要はありません。



プログラムの流れ

001       INIT                                  325 471 853 873  0,0,1,600000,0,   
002 !                                                          
003 ! 九九掛け算表                                             
004 !                                                          
005       XLOpen           // エクセルを起動      20 20 1000 700     
006 !                                                          
007 ! タイトル                                                 
008       XLSetCellData    // タイトル              b2 九九掛け算表   
009       XLSetFontSize    // タイトル文字サイズ          b2 20   
010 !                                                          
011 ! 行列見出し                                               
012       Set              // カウンタ初期値          n 1      
013       Do-While         // 1〜9までループ  %n% <= 9            
014         XLSetCellData  // 行見出し              GetXlA1(%n%+2,3) %n%   
015         XLSetCellData  // 列見出し              GetXlA1(2,%n%+3) %n%   
016         AddVar         // カウンタアップ          %n% 1    
017       WLoop                                                
018 !                                                          
019 ! 行列見出し色                                             
020       XLSetCellColor   // 行見出し色            c3:k3 4    
021       XLSetCellColor   // 列見出し色            b4:b12 4   
022 !                                                          
023 ! 計算式設定−複合参照                                     
024       XLSetCellData    // 計算式を一括設定          c4:k12 =c$3*$b4   

5
  エクセルを起動−空のブックが用意される
  ここではブックのサイズを指定している− Left:20 Top:20 Right:1000 Bottom:700 ピクセル

8-9
  見出し文字とサイズを設定

12-17
  行および列の連番(1〜9の数字)を設定
  ループ処理ではA1形式のアドレスは使いづらいので、ループ変数をからR1C1形式を作成し、
  関数GetXlA1を使用してA1形式のアドレスに変換している。

20-21
  行列見出しのセル色を設定

24
  数式設定−指定アドレスに一括して数式を設定している


コードの使用方法




数式設定 - 数式で連番設定
上記では掛け算の元になる数値をループで即値として設定していますが、
行列番号を取得する関数 ROW()、COLUMN()を使用すると、数式で連番を設定することができます。
これは、ループが不要なので、プログラムが短く簡素になる利点があります。



プログラムについて

001       INIT                                  325 471 853 873  0,0,1,600000,0,   
002 !                                                          
003 ! 九九掛け算表                                             
004 !                                                          
005       XLOpen           // エクセルを起動      20 20 1000 700     
006 !                                                          
007 ! タイトル                                                 
008       XLSetCellData    // タイトル              b2 九九掛け算表   
009       XLSetFontSize    // タイトル文字サイズ          b2 20   
010 !                                                          
011 ! 行列見出し                                               
012       Set              // カウンタ初期値          n 1      
013       Do-While         // 1〜9までループ  %n% <= 9            
014         XLSetCellData  // 行見出し              GetXlA1(%n%+2,3) %n%   
015         XLSetCellData  // 列見出し              GetXlA1(2,%n%+3) %n%   
016         AddVar         // カウンタアップ          %n% 1    
017       WLoop                                                
018 !                                                          
019 ! 行列見出し色                                             
020       XLSetCellColor   // 行見出し色            c3:k3 4    
021       XLSetCellColor   // 列見出し色            b4:b12 4   
022 !                                                          
023 ! 計算式設定−複合参照                                     
024       XLSetCellData    // 計算式を一括設定          c4:k12 =c$3*$b4   

12-13
  セル範囲 c3:k4 に対し
  数式     =column()-column($b$3)
  を一括設定します。

  同じく
  セル範囲 b4:b12 に対し
  数式    =row()-row($b$3)
  を一括設定。

他の部分は、前項と同じ。
コードの使用方法