変数定義と操作


メニュー
変数について
 変数一覧
 変数値の確認
 動的な変数定義
予約変数
環境変数
演算子
値の操作
演算子




変数について

変数一覧


編集フォーム → 変数一覧


クリックして変数名の取得(コピー)が可能

変数名をクリックすると、その変数名がクリップボードに転記される。上図では"width"の文字列
以降、必要なところに「貼り付け」て使用可

変数値の確認

一時停止時にフォーム下部に表示される変数リストをクリック

動的な変数定義

変数名自体を変数から動的に作成して定義することも可能
変数添え字を変数で定義する例
	Set											n	2
	Set											x%n%	333
	MSG_BOX												%x2%
	MSG_BOX												%x%n%%
1行目 変数 n を定義 値に「2」をセット
2行目 変数 x2 を定義 値に「333」をセット( %n% は「2」なので x%n% → x2 と変換される)
3行目 変数 x2 を表示 「333」が表示される
4行目 変数 %x%n%% は、%x2% と同一 → 「333」が表示される

注意:下記のように、変数 x が別途定義されている場合は、注意が必要。
 下記の例では、%x2% は「333」 と表示されるが、%x%n%% は、「1n%%」と表示される。
 (先に %x% が「1」と認識されるため)
	Set											x	1
	Set											n	2
	Set											x%n%	333
	MSG_BOX												%x2%
	MSG_BOX												%x%n%%

予約変数




プログラムが使用する変数を参照することが出来ます。(一般は%%で囲む)

定義された予約変数はマウスレコーダー上で確認できます。

大文字/小文字は区別無し
変数名 説明 
%CLIPBOARD% クリップボード内容
 設定データを動的に変化させたい時、クリップボード経由でデータをコピーすると便利
 Windowsのクリップボードと連動。ただし、使用できるのはテキスト(数値含)のみ
%DeskTop% デスクトップのパス
%MyDocument% マイドキュメントのパス
%MyPicture% マイピクチャのパス
%MySave% 保存用フォルダのパス(「設定」-「保存用フォルダの指定」で設定したフォルダ)
%MyDat% 実行中のDatファイルがあるフォルダパス
   
%User_Args%
%User_Args1%〜
%User_Args20%
ユーザパラメータ:コマンドラインパラメータからユーザープログラムへ渡すパラメータが最大20個格納される。コマンドラインパラメータの指定方法。
   
%$1%〜%$9% 正規表現用のスカラー変数、グループ化されたサブマッチ値が順に格納される


動作結果

プログラムの動作結果が格納される
変数名 説明 
%FuncRet% 動作結果が格納される(対象はそれぞれのコマンドを参照)
%GotData% 動作結果が格納される。FuncRetで全て代替予定。
%MsgBox% メッセージボックスからの応答(セットされる値)-%FuncRet%で代替可、廃止予定
%INPUTBOX% インプットボックスからの応答(キャンセルは空白)-%FuncRet%で代替可、廃止予定
%LISTBOX% リストボックスからの応答(キャンセル時は空白)-%FuncRet%で代替可、廃止予定
%AUTORSP% 自動応答した結果(応答しなかった場合は空白)-%FuncRet%で代替可、廃止予定

その他

変数名 説明 
%PLAYCNT% 総再生回数
%PLAYIDX% 現在の再生番号
  例: =1 %PLAYIDX%  現在の再生番号が1回目の時に反応
%CsvRecordCnt% CSVレコード数
%CsvFieldCnt% CSVフィールド数
%GetPoint% マウスポインタ位置の文字列 - %GotData%で代替可能のため廃止予定
%GetCheck% チェックボックス/オプションボタンの状態 1:チェック 0:未チェック - 同廃止予定
%自動応答% 応答した文字列が格納される(検知しなかった場合は空白)
%MatchData% 条件にマッチした文字列が格納される。
設定されるタイミング
  Jump Wait 自動応答 CheckData  の各コマンド発行時に
で条件にマッチした場合
%Jump%
%Wait%
それぞれ、条件にマッチした文字列が格納される。
%MatchData%に統合するため廃止予定
%PauseKey%
%StepKey%
%GoKey%
ホットキー:一時停止
ホットキー:ステップ実行
ホットキー:実行(再開)

環境変数



PCシステムのフォルダパスを環境変数として定義しています。(< .>で囲む)
下記ex. は32ビットPCの場合の一般例
変数名 説明 
<DESKTOP> デスクトップのパス ex. C:\Users\ユーザー名\Desktop
<PROGRAM_FILES> プログラムフォルダのパス  ex. C:\Program Files
<WINDOWS> ウィンドウズフォルダのパス   ex. C:\Windows
<SYSTEM> システムフォルダのパス ex. C:\Windows\system32
<OFFICE> MicrosoftOfficeのパス ex. C:\Program Files\Microsoft Office\Office14

演算子



値の操作



クリップボード

SetClipboard クリップボードに値をセット
値は変数指定でも可
AddClipboard クリップボード内容に加算(減算は「-」を付ける)
クリップボードの内容が"123"の時
  AddClipboard 456  → 569
MulClipboard クリップボード内容に乗算(除算は逆数を掛ける)

変数の定義、判定、値の設定

Set 変数を定義・設定する。   使用例
未定義の変数の場合は、新たに変数を設定する。
定義済みの場合は、変数に値を設定する。
使用できない文字:「_(アンダースコア)」以外の英記号
             スペース(半角/全角ともに)

関数コールにも使用可
右下の例では、IMEを日本語モードに設定している。
この場合、関数の戻り値は無いので、変数 rc には特に意味は無い。

ちなみに、SetImeStatus(0) は英数モードに設定。
値の取得は、 GetImeStatus() となる。




SetVarIF
SetVariableIF
条件により変数にセットする値を変更

右の例では、条件式 
 %REG5% = "00000000"
が、真の場合は、%REG6% に空白
   偽の場合は、"チェックされています。
の値が格納される。

使用例:「ポイント位置の文字列取得ツール」を参考
AddVar
AddVariable
変数に値を加算   使用例





×
PageTop