コマンドラインパラメータ ★使用上の注意  コマンドラインパラメータを使用する場合、指定の無いパラメータは既定値となる。  「設定値」は反映されないので注意。  既定値で無いパラメータは明示的に指定する必要有り。 ★使用方法  「ショートカット」の「プロパティ」、「リンク先」で、ファイルパスの後に入力  もしくは、バッチファイルの中で指定 ★スイッチの種類 (※印はコマンドラインのみの機能) 【自動実行】 -auto または -a   自動開始(自動的にカウントダウン開始) 【処理方式】 -multi            連続指定(複数の処理を連続実行) 【終了処理種別】 -shutdown または -s   コンピュータをシャットダウン -reboot または -r   コンピュータをシャットダウンして再起動 -logoff または -l   ログオフ -hibernation または -h   休止   -standby または -b   スタンバイ(Vista/Windows7ではスリープ機能となる) -force または -f   強制実行(アプリケーションに通知しない) -time xx   または -t xx 処理開始までのタイムアウトを xx 分に設定                  xxの場合は「分後」指定                  xx:xxの場合は「時刻指定」となる -exec_week nnnnnnn 実行有効曜日を指定 nは7桁の0または1 左から日曜〜土曜 1:有効 0:無効(何もしないで閉じる) 例: -a -b -t 5 -exec_week 0111110         月〜金 自動開始して5分後にスタンバイ         日土  何もせずにフォームを閉じる 【文言監視】 -appear xxxx  文言監視 xxxは文言 出現時に作動 例: -a -h -t 30 -appear 完了しました 「完了しました」が検出されると即休止、検出されなければ30分後 xxxxを空白で区切ると、前半はウィンドウ内文字、後半はウィンドウタイトルとなる    例: -appear 検索中 ウイルスバスター          とすると、ウイルスバスターが表示している「検索中」にのみヒットする -disappear xxxx 同、非表示になった時に作動 例: -a -b -t 15:45 -disappear 処理中です 「処理中です」が消えると即(15秒後)スタンバイ、消えなければ15:45 【CPU使用率監視】 -cpu_utl m n CPU使用率監視値 m 使用率下限(数値形式)省略可 n 平均時間(整数)省略可 例: -a -s -f -t 60 -cpu_utl 20.5 30 CPU使用率の30秒平均が20.5%を下回ると即強制シャットダウン 下回らない時は60分後 -cpu_proc xxxx 監視するプロセス xxxx プロセス            (タスクマネージャーのプロセスタブに表示されるイメージ名) (注:複数の同イメージ名が存在する時はID上位が対象となる) 例: -a -b -t 15:00 -cpu_utl 20 30 -cpu_proc dfrgntfs.exe デフラグを監視。CPUの30秒平均使用率が20%を下回るとシャットダウン 下回らない時は15:00 【電源監視】 -battery nn バッテリー動作監視 nn 処理開始までの時間(秒)           バッテリー動作時、nn秒間入力操作の無い状態が続いた場合、終了処理を実行 (外部電源からバッテリへの切り替わりも自動検知) 【アプリ起動】 -ap < xxx yyy >  起動時にアプリケーションを同時起動           全体を「<>」で括り「<」「>」の前後は半角空白を入れる。             xxx アプリケーションパス(絶対/相対どちらでも可)   パスに半角空白を含む場合は「"」で囲む             yyy アプリケーションへのパラメータ            注1:パラメータに「 -<>」を同時に使うアプリの起動は不可            注2:DOS窓、バッチでは「<>」はリダイレクト記号のため使用不可            注3:パラメータに「 -」を含まない場合は「<>」は不要 【復帰関連】 -resume xx    復帰 xxは時刻または分             例 17:30 17時30分に復帰               30   30分後に復帰             現在時刻以前となる場合は翌日扱い -resume_ap < xxx yyy > 復帰時に起動するアプリ     xx:アプリケーションパス      パスに半角空白を含む場合は「"」で囲む   yy:アプリケーションへのパラメータ            注:「<>」についての説明は -ap と同じ -resume_ap_psw ※電源スイッチにより強制復帰した場合でも、指定のアプリを起動 このパラメータが無い場合は、指定した時刻で自動復帰した場合のみ、 アプリが実行される。(電源スイッチによる復帰では起動されない) 例: -resume 17:00 -resume_ap < "C:\abc.exe parm" > -resume_ap_psw 上例では、17:00 前に電源スイッチで復帰させた場合でも「abc.exe」が自動実行される。 何もしない場合でも、17:00に自動復帰し、「abc.exe」が自動実行される。 -resume 17:00 -resume_ap < "C:\abc.exe parm" > 上例では、電源スイッチによる復帰では「abc.exe」は実行されない。 (「中止」がクリックされるまで「復帰待中」が表示される) -resume_only   復帰のみ使用(最優先:シャットダウンなどは無視される) -resume_week nnnnnnn 復帰有効曜日を指定 nは7桁の0または1 左から日曜〜土曜 1:有効 0:無効 例: -a -resume_only -resume 6:30 -resume_week 0111110 毎朝 6:30 に復帰する。ただし、 日曜と土曜が復帰無効、その他の曜日は復帰有効 -resume_list あらかじめ設定されている曜日毎の復帰リストの時刻と起動アプリを使用     例: -a -b -t 0 -resume_list         即スタンバイする。復帰日時と起動アプリは復帰リストから取得し自動作成される。 注: resume , resume_ap , resume_week との同時使用は不可 【その他】    x を省略時は既定(yとみなす) -topmost    x ウィンドウ表示状態   y:最前面表示(既定)   n:非最前面表示   -tasktray    x 開始時タスクトレイ収納 y:収納(既定)      n:しない   -minimize    x 同、最小化       y:最小化(既定)     n:しない   -ie    x IE監視         y:監視する(既定)    n:無し -monitor_off  x モニター(対応機種のみ)y:オフ(既定)     n:オフにしない   -nodisp_alert x 注意メッセージ     y:表示しない(既定)   n:表示 コマンドライン処理などで既知の注意メッセージを表示したくない時に使用 -resume_nohold x 復帰状態        y:維持しない(既定)   n:維持 -popup_time xx  ※ポップアップタイム            終了時刻に近づいた時のウィンドウポップアップ時間             xx:秒  既定値  強制:30秒 通常:15秒 -zero_time xx  ※分後で0を指定した時のカウントダウン開始秒数             xx:秒  既定値  5秒前            (分後に1以上を指定すると、本パラメータは無効)  指定の無いパラメータは、既定値  順序:-auto -a は先頭必須、それ以外は順不同 ★ 記述例 自動開始パラメータ ・起動と同時にカウントダウン開始   時間指定が無い場合は前回実行時のパラメータが使用される   -a -s -t 30       30分後にシャットダウン   -a -s -t 30 -tasktray  同、カウント中はタスクトレイに収納   -a -s -t 17:32      17時32分にシャットダウン   -a -s -t 17:32 -minimize 同、カウントダウン中は最小化 ・アプリ起動 -a -s -t 30 -ap < "D:\DVD\マイ ミュージック\mplayer2.exe" "D:\DVD\マイ ミュージック\さんぽ.mp3" > -a -s -t 30 -ap < さんぽ.mp3 >    自動開始し、30分後にシャットダウン    また、メディアプレーヤーを演奏ファイルを渡して同時に起動する     ・文言監視   -a -s -t 60 -appear ウィルスは見つかりませんでした    自動開始し、60分後にシャットダウン    指定の文言が検出されたら、その時点(15秒後)でシャットダウン 復帰(下記の例では復帰機能のみ使用) -a -resume_only -resume 06:30 -resume_ap < "D:\DVD\マイ ミュージック\さんぽ.mp3" >    即時、復帰待ちに移行。6時30分に復帰し、「さんぽ.mp3」の演奏開始 -a -resume_only -resume 17:05 -resume_ap < "D:\DVD\My Prg\mt_Power_off.EXE" -a -s -t 17:32 > -a -resume_only -resume 17:05 -resume_ap < mt_Power_off.EXE -a -s -t 17:32 > -tasktray    即時、復帰待ちに移行     1番目の例では絶対パスで起動     2番目の例では相対パスで起動、かつタスクトレイに収納    17時05分に復帰しシャットダウン(本ツール)を起動    起動されたシャットダウンにより、17:32にシャットダウンとなる。 組合せ -a -b -t 5 -resume 17:05 -resume_ap < "D:\DVD\My Prg\mt_Power_off.EXE" -a -s -t 17:32 >    5分後にスタンバイ、17:05に復帰、シャットダウン(本ツール)を起動    17:32にシャットダウン -a -b -t 5 -resume 17:05 -resume_ap < "D:\DVD\My Prg\mt_Power_off.EXE" -a -s -t 17:32 -ap < "D:\DVD\マイ ミュージック\mplayer2.exe" "D:\DVD\マイ ミュージック\さんぽ.mp3" > >    5分後にスタンバイ、17:05に復帰、シャットダウン(本ツール)を起動    復帰と同時にメディアプレーヤーで音楽演奏開始    17:32にシャットダウン ---------------------------------------------------------------------------------- ★ショートカット  コマンドラインスイッチを記述した複数のショートカットを作成しておくことで、  クリック(またはダブルクリック)ひとつで、色々な動作が可能となる。以下3例   ショートカット1 即時スタンバイ、30分後に復帰      -b -t 0 -resume 30   ショートカット2 即時スタンバイ、17:30に復帰      -b -t 0 -resume 17:30   ショートカット3 20分後にスタンバイ、6:30に復帰し音楽演奏      -b -t 20 -resume 6:30 -resume_ap < "D:\DVD\マイ ミュージック\早起き.mp3" > ---------------------------------------------------------------------------------- 目覚まし時計代わりのショートカット設定例1 設定:ショートカット 動作:自動起動し、5秒後にスタンバイ、無効曜日の注意メッセージは非表示              -a -b -t 0 -nodisp_alert 時刻:AM:6:30    ただし、月曜〜金曜のみ。日曜、土曜は復帰しない              -resume_week 0111110 -resume 6:30 曲目:「さんぽ.mp3」              -resume_ap さんぽ.mp3 ショートカット内容全体 "C:\Program Files\指定時間後にシャットダウン\mt_Power_off.EXE" -a -b -t 0 -nodisp_alert -resume_week 0111110 -resume 6:30 -resume_ap さんぽ.mp3 目覚まし時計代わりのショートカット設定例2 設定:ショートカット 動作:自動起動し、5秒後にスタンバイ、無効曜日の注意メッセージは非表示              -a -tasktray -nodisp_alert 時刻:日曜:7時      月曜〜木曜:6時  金曜:復帰無し  土曜:8時 曲目:ルパン三世のテーマ さんぽ               スタートレック              -resume_list ショートカット内容全体 "C:\Program Files\指定時間後にシャットダウン\mt_Power_off.EXE" -a -b -t 0 -resume_list