その他

プロセス強制終了    12.90版以降
プロセスの強制終了を行う。

手順

 1.まず、リストボックス(ListBox関数)に現在起動中のプロセス一覧を作成する。
表示項目は、 通番、プロセスID、プロセス名 とし、

 2.選択されたら、通番 プロセスID、プロセス名 をタブ区切り({tab})の文字列として返却する。

 3.呼び出し側は、タブ区切りの文字列から、2番目(プロセスID)と3番目(プロセス名)を
   GetSplit関数を使って切り出す。

 4.終了処理前に確認と再確認を行う。ここでは MsgBox関数を使用。
     キャンセルが選択されたらプログラム終了

 5.取り出したプロセスDとプロセス名から TerminalProcess関数 を使用してプロセスを強制終了する。
   結果もメッセージボックスに表示する。



補足
 リストボックスからの返却値をタブ区切りとして、GetSplitで分割という面倒なことをしているのは、
 同一名のプロセスが有る場合に、プロセスを特定する為にプロセスIDも必要となる為である。
  (データが2個必要

 対象プロセスが1個の場合は、単にプロセス名だけを返却し、
 TerminalProcess にプロセスIDを省略して渡すだけよい。

コードの使用方法


キャプチャー    5.40版以降
キャプチャー(イメージを撮りファイルに保存)を行う。

下記の例では
 ・アプリを起動(「あっち向いてホイ.exe」)を起動
 ・アプリのウィンドウをポイントし、
ポイント位置のウィンドウをキャプチャー(Capture
 ・アプリを終了
の処理を行う。


保存先ファイル名の指定がない時は、
取得したイメージは、Cap_yyyymmdd_hhnnss.bmp のファイル名で
マウスレコーダーと同じフォルダに保存

保存形式は、ビットマップ「bmp」固定

補足:キャプチャーするターゲットウィンドウ
 ポイント位置のウィンドウ、アクティブウィンドウ、画面全体 を指定可

 特定のウィンドウをアクティブにするには
 タイトル名指定(部分指定可)の Ap_Activate で実現可 

コードの使用方法



スタンバイ(復帰機能付き)  5.40版以降
ここでは、プログラム実行途中でスタンバイ処理を行い、復帰後にプログラムを継続実行します。
001 ! --------------------------
002 ! スタンバイと復帰
003 !  実行中にスタンバイ
004 !  30秒後に復帰して継続実行
005 ! --------------------------
006   Set //時間:スタンバイまで T1 5
007   Set //時間:復帰まで    T2 30
008   Set //時間:閉じるまで   T3  5
009 !
010 LP1 SHOW_MSG
011   Wait      // 1秒待ち 1000
012     AddVariable     // 減算 -1 %T1% -1
013     Jump        // 0になるまでループ %T1% > 0 LP1
014 ! ------------------------
015     PowerStandby    // スタンバイ 15秒後に復帰  スタンバイ   %T2%
016 ! ------------------------
017 LP3 SHOW_MSG 
018     Wait        // 1秒待ち 1000
019     AddVariable     // 減算 -1  %T3% -1
020     Jump        // 0になるまでループ %T3% > 0 LP2
021!
022     END QUIT    // 終了 

コードの使用方法




スタンバイ(アプリの消滅を待つ)  6.03版以降
ここでは、指定(ウィンドウタイトルに含まれる文字)のアプリを監視し、消滅を待ってPCをスタンバイ状態にします。
処理名を「シャットダウン」に変更することで、シャットダウンも可。

処理概要
010 アプリが未起動の場合は、メッセージを表示して処理終了
015 アプリ消滅待ち
018 処理開始待ち。入力が無い場合は、20秒後に開始
019 「キャンセル」クリック時は、処理終了
021 電源オフ処理
023 スタンバイ処理

001 INIT
002 ! ---------------------------
003 ! スタンバイツール
004 !  アプリの消滅を待ってスタンバイ
005 !  処理名 の変更でシャットダウンも可
006 ! ---------------------------
007   Set    //アプリ名
008   Set    //処理名
009 !
010   Jump    //起動中→ST 開始
011   MSG_BOX  //未起動のMSG
012   Jump    //→END
013 !
014 ST SHOW_MSG  //起動中 MSG
015   AP_Wait  //消滅待ち
016   CLOSE_MSG
017 !
018   INPUT_BOX //処理確認
019   Jump    //シャットダウン
020   Jump    //→スタンバイ
021   Jump    //以外→END
021 SD PowerOff  //シャットダウン
023   Jump    //→END
024 SB PowerStandby
025 !
026 END

コードの使用方法



シャットダウンツール2(CPU使用率計測により処理分岐))   5.50版以降
CPU使用率GetCpuUtilization)を計測し、その結果により、シャットダウン/スタンバイに分岐

条件
 CPU使用率の20秒平均を計測
 使用率が
2.0%未満→仕掛かり中無しと見なしシャットダウン
 同     2.0%以上→仕掛かり中と見なしスタンバイ

変数
 
使用率  : CPU使用率を格納
 
平均時間 : 使用率を計測する時間(初期値20秒

注:下記デモでは実際のシャットダウン処理(20行目)、スタンバイ処理(25行目)はコメントアウトされています。
   (実際に使用する場合は、コメント記号「!」を削除する必要があります)
001      INIT
002 ! ---------------------------
003 ! シャットダウンツール2
004 !  CPU使用率を計測
005 !   2%以上→スタンバイ
006 !   未満  →シャットダウン
007 ! ---------------------------
008      Set         //CPU使用率
009      Set         //平均時間   20
010 !
011      SHOW_MSG
012      特殊関数    //CPU使用率取得  GetCpuUtilization %平均時間%
013      Set         // 使用率を変数に  %使用率%  %FuncRet%
014      CLOSE_MSG   //MSG消去
015      SHOW_MSG    //結果表示
016      Jump        //2.0%未満→STBY(スタンバイ) %使用率% >= 2.0  STBY
017 !
018 POFF SHOW_MSG    //MSG表示
019      PlaySound   //注意音演奏  <WINDOWS>\Media\ding.wav  3
020 !    PowerOff    //シャットダウン  シャットダウン  強制
021      Jump  QUIT
022 !
023 STBY SHOW_MSG    //MSG表示
024      PlaySound   //注意音演奏  <WINDOWS>\Media\chimes.wav        3
025 !    PowerStandby  //スタンバイ  スタンバイ
026 !
027 QUIT AP_Quit     //終了 

コードの使用方法