アプリを起動し、指定のサイズに初期化する。
event から「
AP_Open」を選択すると左下に「
開く」ボタンが表示される。
その「開く」ボタンをクリック
アプリの指定
アプリの指定方法には以下の3つの方法がある。
・既定のアプリ
コンボボックスから選択
・ファイルを指定
「ファイルを開く」ボタンから
・直接入力
テキストボックスに直接入力
下図は、コンボボックスから、既定のアプリ一覧を表示している例
位置/サイズの指定
アプリを選択(または入力)すると、「
位置指定」ボタンが表示される。
アプリの位置・サイズを指定したい場合は、位置指定」ボタンをクリック。
下図のように、アプリが起動され、その
位置情報が表示される。
アプリの位置・サイズを変更すると、その情報もリアルタイムで変化する。
位置・サイズが決まったら「
PAUSE」ボタンをクリックすると表示情報が
固定されるので、
その後、「
OK」ボタンをクリックする。
指定例
下図は、
DOSプロンプトで
コマンドを実行する例
(DOSプロンプトでエクスプローラーを起動)
なお、
DOSプロンプトや
バッチファイルを実行する場合には「位置指定」は表示されない。
指定スイッチ
Modal :オンの時、アプリの終了までマウスレコーダーの実行は待機する。
サイズ :ウィンドウのサイズを指定
空白,0 :通常 1:最少 2:最大
アプリへのパラメータ
起動するアプリにパラメータを渡したい場合は、アプリのパスの後ろに
半角スペースを入れた後、
パラメータを追加します。
パラメータの記述形式はアプリにより異なるので、それぞれのヘルプを参照。
下図は、
VLC MediaPlayer に演奏ファイルを渡して起動する場合の例。
ファイルパスのフィールドを
ダブルクリックすると、
編集フォームが開きます。
注意点
ファイルパスに半角スペースが含まれる場合は、パス自体をダブルクォーテーション("")で囲みます。
上記の例では、アプリパス、パラメータのMP3ファイルのパス、双方に半角スペースが含まれいますので、それぞれを("")で囲んでいます。
クラス名または
ウィンドウタイトル(の一部)でアプリウィンドウを指定して、
位置/サイズを設定する。
フォーム座標
ウィンドウの位置/サイズを指定
Left:左位置(省略可) Top:上位置(省略可)
Right:右位置(省略可) Bottom:下位置(省略可)
クラス名/タイトル
アクティブにしたいアプリのクラス名 または、ウィンドウタイトルに含まれる文字を指定する。
クラス名またはウィンドウタイトルの片方は省略可
(同様のアプリが複数あるような場合は、クラス名とタイトルで特定)
上の例では、メモ帳(クラス名=Notepad)が(200,500)の位置に移動する。(サイズは不変)
指定例
Leftのみ指定 → 水平移動 Topのみ指定 → 垂直移動
Left,Topのみ指定 → サイズはそのままの移動
Right,Bottomを指定 → 変形
全て省略 → 何も起こらない。
アプリの状態により
待機(Wait)する
最長待ち時間
イベントが発生しない場合に待機する最長待ち時間を指定(ミリ秒)
アプリ状態
未起動:アプリが起動されるまで待機
起動中:アプリが終了するまで待機
タイトル
上図のように「
未起動」を選択すると、「
電卓」の文字を
含むウィンドウが
表示されるまで
待機(Wait)する。
5秒たっても"電卓"が表示されない場合、待機は解除される。
この時、変数 %
GotData% に"
time out"の文字が格納されている。
(イベント発生時は空白)
Ap_Wait 使用例 - ウィンドウ出現待ち→応答入力
以下の例は、確認メッセージウィンドウの表示(タイトルが"二択")を待ち、表示されたら「
いいえ(N)」を押します。
表示されなかったら(
タイムアウト5秒)メッセージ("たいむあうと")を表示して次のステップへ移行。
流れ図
試行手順
A.プログラム:マウスレコーダー
コピーしてマウスレコーダーに張り付け可
AP_Wait 5000 未起動 二択
If %GotData%="time out"
MSG_BOX たいむあうと
Else
Input_Keys N
End-If
B.プログラム:VBScript(メッセージ表示)
コピーしてメモ帳に張り付け可(拡張子:vbs)
if msgbox("どちらを押すかな?",vbYesNo,"二択")=vbYes then
msgbox "「はい」を選択"
else
msgbox "「いいえ」を選択",,"選択結果"
end if