ポイントクリップ

画面上の文字列をポイントしてＳｈｉｆｔ＋Ａ／Ｚだけで、連続して取得します。

エラーメッセージやシステムのバージョン、ハードスペックなど、
ややこしいけどコピーできない文字列、そして書き写し間違いが許されない文字列。

そんな時、このポイントクリップがお役に立つかもしれません。

メッセージや文言だけでなく、ボタンやラベルの表示文字、リンクアドレスなど、
選択できない文字列を、連続して拾い上げてテキストにしたい場合にも役に立ちます。

このツールは、下記２つのツールを補完したものです。
ポイント位置の文字列取得、あっどクリップ

詳細は、機能を参照

用途

散在する選択できない文字列をテキスト化（および表に）したい場合
取得した文字列の一覧は、列方向にタブ、行方向に改行が挿入されるので、
採集した文字列全体を、コピーしてエクセルやワードに張り付けると、そのまま表が出来上がります。

機能

ポイント位置の文字列採集

・文字列をポイントしてＳｈｉｆｔを押しながA-Zのキーを押すと直下の文字列を取得
　取得される文字列はおスキーにより異なる。既定では、
　　Ｓｈｉｆｔ＋Ａ：ａｃｃＮａｍｅ の値
　　Ｓｈｉｆｔ＋Ｚ：ａｃｃＶａｌｕｅの値

　装飾キー(既定：Shift)は設定にて変更可

　取得後、自動的にタブが自動挿入

コピーして採集

・文字列を選択して「コピー」（Ｃｔｒｌ＋Ｃ またはマウス右クリックの「コピー」）して自動採集

採集した文字列に改行挿入

・Shift＋Ｅ（Enterの略）で改行を挿入

取り消し

・Shift＋Ｂ（Backの略）で取り消し（ひとつ前に取得した項目を消去）

カスタマイズ

ホットキー割り当て、動作等は「設定」でカスタマイズ可

動作条件

・Windows 2000/XP、Vista、Windows7/8/10
（環境によっては、ＶＢランタイムが必要）

ファイル構成

PointClip.exe 　ツール本体
読んでね.txt　　この文章
変更履歴.txt
使用説明.lnk　　Webページへのリンク

セットアップ

特にありません。
解凍後、即、使用可

不要になった場合、アンインストール処理は不要です。
フォルダごと削除して下さい。

使用方法

１．起動すると自動的に開始モード

マウスを動かすと、フォーム上段にマウスポインタ直下の文字列が表示されます。
　　下図は、InternetExploreのバージョン情報ウィンドウのバージョン番号をポイントしたもの。
　　上段の表示エリア accName または accValue の部分にポイント直下の文字列が表示されています。

２．文字列採集

対象位置でＳｈｉｆｔ＋Ａを押すと、文字列を下段のテキストボックスに取得。
　　その時、区切りとして改行が自動挿入(タブに変更可)

続けて同様の操作をすると、下図のように連続して採集できます。

URL等の場合

URL情報は accValue の方に設定されています。
この場合は、 Shift+Z を押すことで取得可。

ちなみに、視聴するボタンは画像なので、右クリックでプロパティを見ても画像のURLしかわかりません。
リンク先を調べるには、HTMLソースを調べるしかないので、かなり面倒です。

３．取り消し

間違えて取得した場合は、Ｓｈｉｆｔ＋Ｂ
取得した文字列と後尾から順に取り除かれます。

４．改行したい場合

改行を挿入したい、Ｓｈｉｆｔ＋Ｅを押下

５．停止

停止する場合は、Ｓｈｉｆｔ＋Ｇを押下
　　（「停止」と「再開」はトグルボタン－メニューの表示文字で確認可
　　　再度、Ｓｈｉｆｔ＋Ｇを押すと再開）

設定

設定可能項目

・ホットキー

取得（Shift+C/Z）、改行（Shift+E）、取消（Shift+B）、停止／再開（Shift+G）
それぞれ、装飾キー　＋　A～Z　の文字で変更可

装飾キーはコンボボックスから、Shift , Ctrl , Shift+Ctrl から選択可

取得対象
　必要な情報は主に、ａｃｃＮａｍｅ または ａｃｃＶａｌｕｅ に設定されています。
　必要に応じて、Ｓｈｉｆｔ＋Ａ（またはＺ）を押下します。

その他

コピーでも取得可－選択した文字列をコピーした場合も取得
区切り文字を「タブ区切り」にすると、列方向に取得され、区切り文字にタブ(x09)が挿入されます。
表形式のデータを取得する場合に使用。

Ｑ＆Ａ

補足

取得単位

文字列は、オブジェクト単位に取得されます。

・フォームの場合：ボタン、ラベル、リストボックスの項目のように部品単位
・ウェブページの場合：タグ単位（ポイント直下）に取得。
　IE,FireFox-可、Chrome-不可

データ中のタブの扱い

データ中のタブは半角スペースに置換されます。
　項目の区切りがタブ（既定値）との混乱防止のため。

概要

用途

機能