アドインとは  2020/12/10 更新
  ExcelのアドインとはExcelに機能を追加するために用意されたプログラムのことです。
  作成した複雑な計算式を他のブックでも実行したい場合、同じ数式をまた記述する必要があります。
  また、これをマクロで実現した場合でもマクロのコピー作業が必要です。
  マクロブックを使う手もありますが、やはり面倒です。
  アドインの場合、「ツール」メニューから必要なアドインを組み込むだけで拡張された機能を使うことができます。
  分析ツールの「ゴールシーク」や「ソルバー」などがお馴染みのアドインですね。
  
  本アドインでは休日に関する関数を2つ用意しました。
  (順次追加していく予定です。)
  
  休日  :指定された日が休日かを判定し、休日であればその休日名を返す
  営業日 :指定日からn日目の営業日を返す

関数の仕様

 「休日」関数の仕様
 書式 : 休日(日付,土日表示)
 パラメータ:日付    - 調査する日付
       土日表示 - Trueの時 土曜日であれば”土”、日曜日であれば”日”を返す
              Falseの時 曜日を無視する
 
 「営業日」関数の仕様
 書式 : 営業日(日付,経過日数)
 パラメータ:日付    - 基準日を指定
        経過日数 - 基準日からの営業日の日数を指定(基準日を0とする)
             正を指定した場合は基準日以降を示す
             負を指定した場合は基準日以前を示す
             0の場合-基準日が営業日であればその日付を返す
                   基準日が休日であれば空白を返す

 具体的な使用例は、ず〜っと下の「休日関数の使用例」「営業日関数の使用例」を参考にしてください。

アドインの組み込み方法







    補足
     「アドイン」ダイアログボックスで[参照]をクリックした時、下記のフォルダを参照します。
     
     ドライブ名:\Documents and Settings\ユーザー名\Application Data\Microsoft\AddIns
        実例: C:\Documents and Settings\pc-semi\Application Data\Microsoft\AddIns

     よって、アドイン「休日」を上記のフォルダにコピーしておくと、アドインの追加が簡単にできます。
     尚、「Application Data」は隠しフォルダなので、エクスプローラーの「ツール」「フォルダオプション」の「表示」タブで
       「ファイルとフォルダの表示」から「全てのファイルとフォルダを表示する」にチェックしないと開けません。

 



関数の設定方法

「関数の挿入」ダイアログボックスの「ユーザー定義」の中に表示されます。



休日関数の使用例



 

営業日関数の使用例