ファイル名置換

ファイル名の部分文字列置換します。
目次

フォーム外観

@検索する文字列
   検索する文字列を入力。正規表現が可能。
A置換文字列
   検索した文字を置換する文字列を入力
B正規表現の使用例
   正規表現の文字の意味と使用例が表示される。



例1:単純文字置換 − 指定文字をそのまま置換

検索文字列: 2008-
置換文字列: 2009-

とすると、下図のように、置き換わる。
拡張子の置換も可(拡張子の場合は、確認メッセージが表示される)

例2:特定パターンの文字列を置換

ファイル名先頭の連番を消去する

検索文字列: ^[0-9]+_ または ^\d+_
置換文字列:

とすると、下図のように 1個以上の数字で始まりアンダースコアで終わる 文字列を空白に置換する。
 
  「^」は行頭
  [0-9] は0から9までの数字1文字、\d は任意の数字(0〜9)
  [0-9]+ で数字のみが1個以上続くことを表す。
  ちなみに、アルファベットは[a-zA-Z]と記述。詳細は正規表現の使用例参照
  通常の文字の置換は、その文字をそのまま記述(「_」はアンダースコア)



上記を「試行」すると、先頭2桁の数字アンダースコアが消える。



実行」をクリックすると、ファイル名が実際に書き変わる。

また、この後、「連番作成」にし、連番作成の例2 を実行すると、連番の重複が無いファイルが出来る。


先頭から5文字削除

検索文字列: ^.{5}
置換文字列:

 ^ カレット:行頭
 . ピリオド:任意の1文字
 {n}    :直前の正規表現をn回繰り返す
 − 正規表現表参照



末尾から5文字削除

検索文字列: .{5}$
置換文字列:

 $ ドル記号:行末 − 正規表現表参照



例3:順序置換

元のファイル名: 01 愛と追憶の日々.mp3

 検索文字列: (\d\d)\s(.+)
 置換文字列: $2 $1

とすると、下図のように 連番 曲名曲名 連番 に置換される。

→ 愛と追憶の日々 01.mp3

  「( )」はグループ化、「\d\d」は2桁の10進数字、「\s」は空白1文字、
  「.+」は任意の1文字以上の文字列

また、$1$2 にはグループ化された( )にマッチした項目が順番にセットされる。
この場合、$1←01 $2←愛と追憶の日々.mp3 のようになる。

試行してみると、下図のように連番とファイル名が入れ替わる。 




末尾から5字削除(拡張子は残す)

検索文字列: (.+).{5}(\.txt)$
置換文字列: $1$2

 () グループ化 検出した順に、変数 $1,$2,・・・に格納される


末尾から5文字削除(任意の拡張子を残す)


検索文字列: (.+).{5}(\..{3,4})$
 置換文字列: $1$2

  \. ピリオドを文字として扱う(正規表現の「任意の1文字」としては扱わない)
  .{3,4} 任意の1文字が3個以上4以下の回数繰り返す−拡張子は3文字、または4文字とする




例4:部分挿入

検索文字列: ^(\d\d)(.+)
置換文字列: $1_$2

とすると、下図のように 連番曲名 が連番_曲名のように連番の後に「_」(アンダースコア)が挿入される。




例5:特定パターン消去

 検索文字列: (^.+)(_a\d\d\d)(.+)
置換文字列: $1$3

とすると、下図のように _a120_a111 の部分が消去される 




例6:ファイル名のみ大文字

ファイル名だけを大文字に置換する。
前提条件:ファイル名とは
最後のピリオドより左側部分の文字列と定義

検索文字列: ^(.+\.)
置換文字列: StrConv($1,1)

^(.+\.)は、「先頭から最後のピリオドまでの文字列」を表し、
( )で囲まれた部分が、変数 $1 に格納される。
  StrConv関数で、 $1 の文字列を大文字に置換。


正規表現




正規表現パターンの記憶

正規表現を設定して「試行」を行うと、コンボボックスのリストにパターンが追加されます。
何度も同じパターンを使う場合に便利です。

また、「実行」が正常に行われると、永続的な記憶として設定ファイルに記録されます。

正規表現パターンの抹消

不要な正規表現パターンは、ドロップダウンリスト上で「Delete」キーを押すことで抹消できます。



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