囲碁のプロ棋士 VS コンピューター 勝負の行方は?

コンピューターと、プロ棋士との戦い。
これまでも、将棋やチェスなどで行われてきましたが、今回、囲碁のプロ棋士と、世界最強の囲碁ソフトが対局する、『囲碁電王(いごでんおう)戦』が開かれました。 ・・・・
2013年、プロ棋士が1勝3敗1分けと負け越した将棋と違い、まだ人間優位の状況が続きそうだが、人工知能研究者の鼻息は荒い・・・

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第1回 囲碁電王戦 | ニコニコ動画

 連載 コンピュータ囲碁 仕組み|人間VSコンピュータ 10番勝負!

2005年、「Bonanza」がコンピュータ将棋界隈の話題をさらっていた同じ頃、コンピュータ囲碁でも似たようなことが起こっていた・・・・
モンテカルロ法でブレークスルー
・・・囲碁ソフトの開発は行き詰まりを見せていた・・
この足踏み状態に一石を投じたアルゴリズムが「モンテカルロ法」である・・
この手法を使った囲碁ソフトでブレイクしたのが「Crazy Stone」である。このソフトは2006年のコンピュータオリンピックの9路盤で優勝を果たしている。奇しくも、将棋ソフト「Bonanza」が世界コンピュータ将棋選手権で初出場、初優勝を飾った年である。
・・・・・本文より・・


第1回 逆転の発想、モンテカルロ法
第2回 「ランダム手法」から伸び悩む囲碁ソフト
最終回 チェス・将棋・囲碁…仕事をサポートする「パートナー」へ
     
   
   
  天声人「碁」 コンピュータ囲碁の地平線

将棋や囲碁でコンピュータとの対決が注目される。コンピュータのホントの実力は? コンピュータ囲碁ユニット「チーム DeepZen」の代表として世界大会などに参加してきた加藤英樹氏に聞いた。

コンピュータ相手に勝つ余地は、人間にはまだまだあります。
2013年のコンピュータと人間の対決は世間の注目をこれまでになく集めた。将棋は「電王戦」で、コンピュータ側が3勝1敗1引き分けで勝利。囲碁も二十四世本因坊秀芳の石田芳夫9段に4子ハンデで1勝1敗とした。
 コンピュータの実力、ホントのところはどれくらいあるのだろうか。コンピュータ囲碁のユニット「チーム DeepZen」の代表として世界大会などに参加してきた加藤英樹氏に聞いた。・・・・・

・現在のコンピュータ囲碁・将棋

―将棋では電王戦が行われ、囲碁でも電聖戦が行われました。電王戦、電聖戦を振り返ってどんな感想を持ちましたか。

加藤氏:GPS将棋(東京大学の教員・学生が作った将棋用プログラム)と三浦先生(三浦弘行8段)の勝負、あの対局は三浦先生が少し戦略を間違えていました。もっと手広い局面にすべきだったと思います。GPS将棋から一方的に攻められてしまいましたが、三浦先生にも攻めがある形にしておくと、GPS将棋が読まなければいけない手は倍に増えます。そうすることで、GPS将棋側の1手毎の読みの深さは浅くなるんです。
・・・・・本文より・・


目次

 

コンピュータとの対局 -- aabinoa Igo [aabinoa囲碁]

コンピュータ棋士との対局ソフトです。
[対局開始]を押して囲碁を打てます。
決して強くはないですが、初心者の相手は充分できます。

コンピュータの打つ手の速さに、ちと、イラッと来ます。
(もう少し、時間を掛けて考えろ! ふりでも・・)

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