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オートフィルタ (EXCEL2007以降版)EXCEL2003以前版


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オートフィルタとは?
問1.フィルターボタン - 交際費抽出
問2.テキストフィルター - 支店データ抽出
問3.日付フィルター - 指定期間のデータ
問4.数値フィルター - 並べ替えと年代抽出
問5.数値フィルター - 来場者数上位20%
問6.テキストフィルター - 指定の値を含む
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オートフィルタとは?

フィルタ処理は、リストから特定のデータのセットをすばやく抽出して作業するときに便利です。
抽出されたリストには、特定の列で指定した検索条件に一致する行だけが表示されます。


リストのフィルタ処理には次の 2 つのコマンドがあります。

[オートフィルタ] コマンド

基本的な検索条件でデータを抽出する場合に使用します。
また、選択した項目に基づいてデータを抽出することもできます。

[フィルタ オプション]の設定

詳細な検索条件を指定してデータを抽出する場合に使用します。
並べ替えとは異なり、フィルタ処理ではリストの構成は変更されません。
フィルタ処理では、必要のない行が一時的に非表示になります。

フィルタ処理で抽出すると、リストの再構成や移動をせずに編集、書式設定、グラフ作成、および印刷を実行できます。

[フィルター]ボタンをクリックすると、抽出リストの列見出し (列ラベル) 右側にオートフィルタ矢印が表示されます。

「オートフィルタ矢印」を使用する

各列のオートフィルタ矢印をクリックすると、空白セル (スペースだけのセル) および空白以外のセルも含め、その列の一意な表示セルがすべて一覧で表示されます。 この一覧から項目を選択すると、選択した値が入力されていないセルの行が、すべて非表示になります。

下の例のリストには、[取引先]が[尾林貿易]についての行だけが表示されるようにフィルタが使用されています。

値をすばやく抽出する

数値のリストにフィルタを使用する場合は、オートフィルタ矢印で表示される一覧の [(トップテン)] をクリックすると、リスト内の上位の値だけをすばやく表示できます。



列のすべての値を表示するには、[(すべて)] をクリックします。

下は、[取引金額]のトップテンについて抽出した例
抽出された列にはオートフィルタ記号が表示され、行番号はで表示されています。


問1.フィルターボタン - 交際費抽出

問題

このワークシートに、交際費のみが表示されるようにフィルタを適用してください。


完成例

解答例



@表内の任意のセルをアクティブにして、「データ」タブの「フィルター」をクリックする。





フィルターボタンが表示される




A「項目」のプルダウンメニューで、[交際費]のみにチェックを入れる。
   ・「すべて選択」をクリックすると、すべてのチェックが解除される。
   ・チェックを入れたい項目をクリック






下のように、[交際費]のレコードのみ抽出されることを確認する。



問2.テキストフィルター - 支店データ抽出

問題

このワークシートに”京都”支店の売上データが表示されるようにフィルタを適用してください。

完成例

解答例



・表内にカーソルを置き、「データ」タブの「フィルター」をクリック。





・「支店」フィールドのプルダウンリストで「京都」のみにチェックを入れる。






抽出結果



問3.日付フィルター - 指定期間のデータ

問題

オートフィルタを使用し、[月日]が[2017/5/1]から[2017/5/31]の間であるデータを抽出し、
さらに[品名]が[デスクトップパソコン]または[ノートパソコン]であるデータを抽出しなさい。

完成例

解答例



・表の中を選択し、「データ」タブの「フィルター」ボタンをクリック
・下図のように「月日」フィールドのプルダウンメニューから
   日付フィルター → 指定の範囲内 をクリック





月日の以降以前に日付を入力
  直接入力、または、カレンダーから入力





抽出結果




続けて、テキストフィルターから



「ノートパソコン」に等しい OR「デスクトップパソコン」に等しい とする。





抽出結果


問4.数値フィルター - 並べ替えと年代抽出


問題

@ 「氏名」を基準に五十音順 昇順に並べ替えましょう。

A オートフィルタ機能を使って、「来店回数」が一回のレコードを抽出しましょう。
抽出できたら、全てのレコードを表示しておきましょう。

B 「年齢」が三十代のレコードを抽出しましょう。

完成例

@ 「氏名」を基準に五十音順 昇順


A 「来店回数」が一回


B 「年齢」が三十代

解答例



@ 「氏名」を基準に五十音順 昇順に並べ替えましょう。

氏名」のフィールを選択して、「データ」タブの「(昇順)」ボタンをクリック







A オートフィルタ機能を使って、「来店回数」が一回のレコードを抽出しましょう。

来店回数」フィールドのプルダウンメニューから、「」にのみチェックを入れる





B 「年齢」が三十代のレコードを抽出しましょう。

年齢」フィールドのボタンメニューから「数値フィルター」をクリック



年齢を、30 以上  40 より小さい とする。



本例の場合、30 以上  39 以下 でも同一結果。
ただし、年齢を32.5歳のように、小数の場合は差異が生じる。





抽出結果

問5.数値フィルター - 来場者数上位20%


問題

下ィルタを適用し、「来場者数合計」が多いレコードの上位20%を抽出しなさい。



完成例のようになればOK

完成例

解答例



オートフィルタを設定し、[来場者数合計」フィールドでドロップダウンリストから[トップテン]をクリックする。






本問題の場合は 上位20% なので、このまま「OK」ボタンをクリック





抽出結果



問6.テキストフィルター - 指定の値を含む


問題

@〜Bの指示に従って操作しなさい。


@表を購入金額の多い順に並べ替える。

A以下の全ての条件を満たすレコードを抽出しなさい。
住所が横浜市もしくは町田市
年齢が45歳以上の人
 抽出後、全て表示してください。

B以下の全ての条件を満たすレコードを抽出しなさい。
  住所が東京23区内
  年齢が45歳〜50歳

完成例

@表を購入金額の多い順


A住所が横浜市もしくは町田市 年齢が45歳以上の人


B住所が東京23区内 年齢が45歳〜50歳

解答例



@表を購入金額の多い順に並べ替える。

金額」フィールドを選択し、「データ」タブで「(降順)」をクリック





抽出結果




A以下の全ての条件を満たすレコードを抽出しなさい。

 住所が横浜市もしくは町田市
 年齢が45歳以上の人

抽出後、全て表示してください。


住所」フィールドのプルダウンメニューから
 テキストフィルター → 指定の値を始まる をクリック



横浜市 含む
   OR
町田市 含む
 を入力および選択




続けて「年齢」フィールドで




45 以上 を入力






抽出結果




B以下の全ての条件を満たすレコードを抽出しなさい。
  住所が 東京23区内
  年齢が 45歳〜50歳

住所」フィールドのプルダウンメニューから
 テキストフィルター → 指定の値を含む をクリック






東京都*区 」を入力、「で始まる 」を選択

*」 は0個以上の任意の文字 を表す
?」の場合は、1個の任意の文字 を表す





抽出結果



以上。




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